どっきりシールとは?シールリストや誕生秘話など情報まとめ

みなさん『どっきりシール』ってご存知でしょうか?

どっきりシールとは、「ビックリマンチョコ」の第1弾に付属されていたシールの事です。

ビックリマンチョコと言えば、大ブームを巻き起こした「悪魔VS天使シリーズ」のおまけシール(スーパーゼウス等)が有名ですが、どっきりシールはこのビックリマンチョコの記念すべき第1作目のおまけシールとなります。

当記事では、初代どっきりシールのシールリストや、誕生秘話をまとめました。

どっきりシールリスト

全126種類

番号 シール名
1 コンセント
2 スイッチ
3 ワンマンカー
4 10円投入口
5 つり銭返却口
6 ひびわれ
7 かぎあな
8 キスマーク
9 めだま
10 やぶれ
11 レモン
12 500円札
13 画びょう
14 たばこのすいがら
15 マッチのもえかす
16 インク
17 カミソリのは
18 ふしあな
19 ラーメンのなると
20 しもん
21 なまたまご
22 おさらのかけら
23 ネコの足あと
24 魚のほね
25 カベのあな
26 たたみのこげ
27 ジュースかんのふた
28 しょうじのやぶれ
29 かれは
30 ポスターの切れはし
31 自動車のはいざら
32 チャイム
33 えんぴつのけずりかす
34 ごはんつぶ
35 時計の文字ばん
36 とびらのとって
37 調味料のフタ
38 ボタン
39 たばこ
40 おれたクギ
41 ミカンのふさ
42 かぎあな
43 ぼうしかけ
44 千円さつ
45 ノートのこげ
46 クリーニングのふだ
47 せんたくばさみ
48 あんぜんピン
49 ビールのせん
50 ペンキ
51 ゆび
52 値札(ねふだ)
53 うめぼし
54 板金(ばんきん)
55 カギ
56 トイレのカギ
57 セミ
58 水洗レバー
59 けしゴム
60 ボールのあと
61 アリとパンクズ
62 画びょうとポスター
63 一万円札
64 ヘヤのカギ
65 ガラスの破片
66 ちびた鉛筆
67 インターフォン
68 新聞紙
69 ドアのプレート
70 クリップ
71 なっとう
72 はしおき
73 勝手口プレート
74 女子トイレプレート
75 男子トイレプレート
76 番地プレート
77 禁煙プレート
78 合格スタンプ
79 しょうぎのこま
80 イヤリング
81 ナイフのは
82 わゴム
83 カニ
84 コンセント
85 ちょうちょう
86 返却レバー
87 スイッチ
88 食券プレート
89 ドアプレート「引く」
90 ぬいばり
91 つくえのらくがき
92 えんぴつのキャップ
93 つりばり
94 かきのたね
95 ヘアピン
96 花びら
97 五千円札
98 コーラのこぼれ
99 かみくず
100 つまようじ
101 ハガキのきれはし
102 クスリのカプセル
103 マル秘マーク
104 けんざん
105 チョコのかけら
106 石ころ
107 接着剤
108 ホッチキスのたま
109 かたつむり
110 ペンさき
111 ガスのもとせん
112 指輪
113 ジグソーパズル
114 いすのバネ
115 魚の頭
116 うずらのたまご
117 バラのえだ
118 しょうじのやぶれ
119 味つけのり
120 金魚
121 パチンコ玉
122 われたコップ
123 カレンダーの日づけ
124 水道のせん
125 写真のきれはし
126 はち

どっきりシールデザイン

記念すべき第1弾の1枚目は、、

「どっきりシール 1弾 No.1 コンセント」

(出典:Amazon.co.jp)

このような感じのシールが延々と続きます。

悪魔VS天使シリーズのようにファンタジー感は皆無です。

まぁある意味ファンタジーですね笑

どっきりシール出品状況(Amazon)

初代ビックリマンチョコ「どっきりシール」誕生秘話

それでは、初代ビックリマンチョコの「どっきりシール」はどのような経緯で誕生したのでしょうか。

ビックリマンの公式HPに誕生秘話についての記事が書かれていたため、その内容を転載させていただきました(転載元ページ)。

記者 本日はどうもお忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
今日は、皆様に1977年当時のどっきりシール誕生秘話をお聞きしたいと思い、このような会を企画させていただきました。そもそも、このどっきりシールのコンセプトはどこから生まれたのでしょう?

スタッフT氏
(以下T氏) 当時、銀座のあるおもちゃ屋さんで、いたずら用のパロディ玩具を売っているのを見て、これを子供向けに安く、誰にでも楽しめる形(シール)にできれば、おもしろいのではないか!?と考えたのが本当のはじまりですかね。
銀座の店で見た玩具は、立体でできた、インクつぼからインクが流れ出ている形状の文鎮のような物だったと思います。とてもリアルでよくできていたんですよ。
今、思えば、あのお店のいたずらおもちゃは、おじさん達が、飲み屋に行く前に、話のネタを仕入れて行くところだったのかなと思います。(笑)
今は、花屋さんばっかりになってしまいましたけどね。(笑)

記者 なるほど、そんなアダルトな場所で産声をあげていたんですね。(笑)
そこから、スタッフでアイデアを増やしていって、イラストレーターが実際に描き起こすと・・。

スタッフA氏
(以下A氏) そうですね。仕事的にはそのような流れでしたね。出したアイデアだけで言えば、毎回リニューアルごとに60くらいはアイデアを出していました。(実際にシールになるのは18種のみ)で、前回、ボツにしたものは、一切復活することは無しで。(笑)

記者 そ、それは厳しい。(笑)あ、ちなみに、採用とボツの選ぶ基準なんてものはあったんでしょうか?

T氏 基本的にシールという素材なので、2Dでイラストを表現して、面白い物というのを意識していました。ネタ的に面白くても、あまりに立体的な物をシールにすると、やはりリアル感がなくてつまらなくなりがちでしたので。あくまでシールとしてリアル感が出しやすくて、なおかつ面白い物ということですね。

記者 なるほど・・。あくまでシールという舞台で生きるアイデアを選ぶということですね・・。フムフム・・。

A氏 あと、やはり特定の誰かを傷つけたり、不快感を与えてしまうようなネタはだめですね。

T氏 そうそう。僕はもともと、いたずらや、アメリカンジョークなどが好きなんですが、それは決して、人を傷つけたりとか、悲しませたりするものであってはいけないと思うんですよ。あくまで、いたずらする側もされる側も一緒に笑える楽しさがなければいけないと思うんですね。

A氏 あ、はじめの頃は虫ネタもボツでした。やはり、食べ物(チョコ)に同封するシールですし・・。

T氏 でも途中からOKに・・。(笑)

A氏 ええ。面白さを追求しましたからね・・。(笑)

記者 (笑)そういえば、私の個人的な好みで、シール裏面に入っているダジャレが結構好きなんですよ。

T氏 あのダジャレはかなりレベル高いと思いますけど。

A氏 低いレベルのものもあったりしましたけど・・。(笑)

記者 まあまあ。(笑)